わたしの離婚危機を招いた深層心理。
3つ目は「不安」でした。
離婚しちゃうと働かなきゃいけなくなる
離婚すると子どもたちがかわいそう
離婚すると周りから白い目で見られる
とにかく夫婦仲が悪くなるのが不安!!
そう思って自分の言いたいことを我慢してきました。
そう。平凡な今の生活が無くなるのが「不安」だったから。
実際一度離婚危機になって離婚回避したときにもう大丈夫と思えないから「不安」で主人をほめまくったり、主人に合わせようとしたり、なんでもうんうんって言っちゃう。
とにかく不安だから。
頼ればいいことを知りながら完璧な自分になろうとしてしまう。
自然とこっちを向いてもらって安心を得たいから。
そんな不安なエネルギー出しまくりだったので主人はどんどん離れていきました(あぁ・・・)
その不安の元は堅実な、平凡な人生を生きていたい。でした。
その平凡で堅実な人生を歩んでいたくて自分が我慢してでもその生活を維持したかったのです。
私の実家は両親すごく仲がいいわけでもないけれど普通の夫婦で、父親はサラリーマンでした。家族のためにおそらく必死に働き、会社のために必死で働き50代の若さですい臓がんになりこの世を去りました。母もパートをしていましたが私を学校に行かせるためやがてフルタイムで働くように。
時々外食にもいくし出かけたりもする。でも口では「うちにはお金がないのよ」というようなどこにでもある普通の家庭でした。
親が離婚するなんて心配ほとんどしたことないし(だから1度大ゲンカしたときホントに離婚するんじゃないかと思った。今考えたらそう簡単に離婚なんてことにはならないってわかるけど)お金がないと感じたことは一度もありませんでした。
そんな両親がお手本な私。
親も「あんた子どもにお金がかかるんだから辛抱しなさいよ」と今でも言います。
堅実に生きるよう育てられてきた私は堅実に生きるためには離婚はあってはならないと思っていたのです。
ちなみにある程度辛抱し平凡に生き、父が早く亡くなったのは初めての挫折らしいうちの母。
離婚してもほどほどに働いて(こどもがかわいそうだから)辛抱してお金をためなさいとかいうのが母親の考えのよう。
わたしはたとえ離婚してもしなくてもほどほどに働いてでも十分に稼いで何不自由ない生活をしたいと思っているのでよくケンカになっています。親は心配なので堅実に生きていってほしいんですよね。
話はそれましたが・・・
堅実に生きたい願望から我慢し、イライラし、不安を募らせ生きてきた私。
次第に主人の顔色をうかがうようになっていきました。
不安やイライラは主人に伝わり私を遠ざけていったのです。
今は働き方、稼ぎかた、パートナーシップも自分らしくいられる時代になってきました。これからは堅実に生きる生き方を少しずつ手放して自分らしく生きていくことが夫婦関係を改善する一歩になるでしょう。
今日も読んでくださりありがとうございました。