わたしが本格的に夫婦の問題に取り組み始めて2年。
あの時は絶望しかなくてネットで離婚回避情報を必死に探していました。
最初のうちに出てきたのは
別居してみましょう
別居はやめましょう(どっちなんだよおい)
旦那さんを立てましょう
旦那さんに感謝しましょう
家事ができない妻はサイテーです(今ならこれに猛反論したい)
身なりはちゃんとしましょう(まぁたしかに)
ここでわたしは
家事はちゃんとできなきゃいけない!!(苦手なのに)
手を抜いちゃいけない
主人に感謝しなきゃいけない(これは無理やりってことね)
そして旦那さんが戻ってくるにはあなたが変わるしかありません!!
と書いてあり
今までの自分を自分で全否定して「自分が変わるしかない」と「自分を押し殺す選択」をしました(厳密にいうとその前から自分を押し殺してたけど)。
それは今の生活を守るために「離婚するよりマシ」と思っていて毎日必死に家事をする日々でした。
悲壮感全開で毎日家事をし、主人には何もさせちゃいけないと今まで以上に頑張る生活。主人の心は戻るはずはありませんでした。
旦那さんを頼れって何を頼ったらいいかもわからない私。
子どもが産まれてから何でも一人で頑張ってきた私はなにをたのんでいいかわからなかったのです。
一度修復した後も主人は自分のことが優先だしわたしはもう嫌われたくない一心で頑張ることを捨てられない日々。
次第に夫婦仲は悪くなっていきました。
そして約1年前主人が職場の女性と一緒にいるところを偶然見つけ乗り込んだことから主人は激化し本格的な修復を始めたのです。
10月から別居しましたが離婚には至ってませんし関係もよくなりました。
ここまであきらめなくて本当に良かったと思っています。
夫婦の危機が訪れた意味とは
私は夫婦の危機が訪れた意味は「自分を取り戻すためにあった」と思っています。
子どものころから父親が厳しく、逆らうと「体にきかせるぞ!!」という父だったので自分がしたいことをあきらめることも少なくありませんでした。
子どもが産まれたころ自分の時間がない私は主人が自由にしていることを何度も言ってきましたが何かを頼んでも「今日は忙しいから」と自分を優先し続ける主人に次第にわかってもらうことをあきらめるようになりました。
そうして「自分が我慢すれば今は円満だから」と次第に主人に何かを頼むことも、わかってもらおうとすることもあきらめるようになっていったのです。
だから無意識にいつもイライラしていたと思うし、すごく頑張っていた。
そうして自分に無理をしてきたのでうまくいくはずもなく離婚危機に。
それはもう自分に無理をすることはないということだったのだと思います。
今は別居中ですが、ご飯が遅くなっても子どもたちは待っていてくれるし、無理せずお惣菜やお弁当に頼ることもあります。
自分の気持ちに素直になることで心穏やかに過ごせています。
夫婦の危機にある方は自分に無理していなかったかな?
我慢していなかったかな?
自分と向き合ってみたら解決は早いかもしれません。