こんにちは。今回は私が離婚問題に直面してからぶち当たってきた「自己改善」という言葉についてのお話です。
離婚したくなかったら自己改善しましょうと言われ
去年離婚したいと言われてからずっと私はネットで離婚回避情報を探していました。
その中でみたのが
「離婚したくなかったら自己改善しましょう」
「あなたはアダルトチルドレンです」
「あなたはモンスター妻です」
などなど自分を否定されたかのような言葉の数々。
ぼろぼろになっていた私はこれを鵜呑みにし「そうか。わたしが悪かったんだこれ全部やって完璧な私じゃなきゃいけないんだ(今思うとすごい勘違い)!!」と「自己改善」を始めたのです。
まず私は指摘された家事の不出来を改善。
朝早く起きて洗濯し、朝ごはんをきっちり作り完璧に掃除。
主人に思ってもいない言葉を並べ決して否定しない。
私が悪かったわ。という姿勢を貫く。
離婚問題の前から自分勝手にふるまう主人に我慢していましたがさらに我慢するように。(書いてて苦しくなる・・・)
そして一度修復したことで「もうこうなりたくない!!」と我慢はいけないと知りつつも無意識に我慢するようになっていきました。
主人の機嫌を取り好きなものをそろえたりアレコレ先取りし、家事も育児もひたすら自分で背負いこんでいったのです。
そうして本来の自分とかけ離れた姿にイライラし、そんな妻を見た主人の心は離れていく一方でした。
そんな私のようになってもらいたくないので本当の自己改善とはなんだ?ということ書いていくことにしました。
自己改善の本当の意味とは
ここまで読んでいただけていれば勘のいい方はわかるかもしれませんが自己改善とは「本来の素直な自分の姿でいること」です。
結婚し、子どもが産まれ家庭を守らなければならない女性は今の生活を維持するために素直な自分を隠し良き妻、よき母になろうとします。
良妻賢母、辛抱が日本の美学だから余計ですね。
そうしてそんな我慢して自分一人で我慢し、イライラしている妻を見て頼られなくなって家庭に居場所をなくした夫は外に癒しを求めていくようになる。そして家でエネルギーを充電できなくなり離婚したいと言い出すのです。
離婚したいといわれた妻は夫に自分の悪いところを指摘され自分をさらに追い込んでいきそんな妻の姿を見て罪悪感にかられる夫はますます遠ざかっていきます。
(全部我が家の姿ですね・・・)
自分にも愛されていた時期がありました。皆さんにもありましたよね。
出会った頃のように何でも言って、怒って泣いてありのままの自分を見せていた時期。
そのままの姿でよかったのです。
主人は昔私のことを「自分のことを正しい方向に導いてくれる存在」と言ってくれていました。それが今では「何も言っていくれなくなった」と言うように。
私はそれだけ本当の自分を抑えてきたということです。
ご主人が好きなのは素直に泣いて、笑って、怒ってという「素直なあなた」です。
これはあなたのせいばかりではなくて日本の教育やあなたの母親がそうやって生きてきたからなのです。自分を責める必要はありません。
なのでやってほしいことは素直に頼り、腹が立つこともちゃんと伝え、やりたくないことはやりたくないといっていいのです(聞いてもらえるかは別の話ですよ)。
わがままになりなさいと言っているわけではないです。
素直になってみましょうということです。
そうして好きなことをしてキラキラしている本当のわたしになっていくことが本当の自己改善と言えるでしょう。
素直に伝える努力
私は別居になってから毎日主人と連絡を取っていますが困っていること(主に子供のこと)、「自由が多く見えてうらやましい」とか素直に伝えています。
疲れているときは自由にしている主人が憎らしくなって腹が立つときもありますがちゃんと伝えています。そうしているとしてくれることには素直に感謝の気持ちが湧いてくるのです。昨日夕方子どもが思い出したように「パパ早く帰ってきてよ!!今すぐ全部もとに戻してよ」と暴れだし、大泣きしました。それだけ我慢していたのです。
「来てほしかったらお父さんにちゃんと言いなさい」と伝えたら主人に「帰りに寄って」と連絡を入れ主人も寄ってくれたのです。
昨日は仕事が遅かったのですが寄ってくれた姿に自然と感謝の気持ちが湧いたのです。
これからも困ったことは素直に伝えていきたいと思います。
ありのままで大丈夫
今日も読んでいただきありがとうございました。
いつもありがとうございます